念願の結婚が決まって、当日のドレスや髪型はどうすればいいのかと悩んでいる30代女性もいることでしょう。これまで友人知人の華やかで幸せいっぱいの結婚式に参列してきたからこそ、ただの楽しい式で終わらせたくないなど、悩んでいませんか?今回は、そんな悩みを抱える30代女性のために、大人花嫁ならではの演出やおすすめのドレスなどを紹介します。
30代の新郎新婦はどんな結婚式をしているの?
30代で結婚をむかえた人は、どのような結婚式を行っているのでしょうか。ウェディングに関するデータを紹介します。
結婚式の内容
30〜40代で結婚式を行った人のうち実際に挙式をしたのは90.8%です。披露宴を行った人は約60%と、挙式と比べると30%ほどの差があり、親族や親しい人たちだけで挙式のみ行っている人も多いといえます。
二次会開催率はさらに減少して26.3%という数字です。30代以降は小さな子どもを持つゲストが多く、幹事などを担当してもらうと負担がかかることを考慮して、あえて二次会をしない人も多くみられます。
また、挙式の方法のひとつが海外で挙式を行うパターンです。この場合、帰国後に会費制のお披露目パーティーをするという人もいます。
行なった挙式のタイプ
挙式にはさまざまなタイプがあります。最も多かったのが「教会式」で全体の約6割です。30〜40代は、ハワイなど海外での挙式が多く見られます。
次に多かった挙式のタイプは「人前式」です。「レストランでのウェディングなのでチャペルなどの設備がない」「再婚カップルなので派手にせずシンプルにしたかった」などが理由として挙げられています。
その他の挙式タイプには「神前式」「仏前式」があり、それぞれ13%、7.2%という少なめの結果です。
披露宴の招待人数
披露宴の招待人数は「30〜60名未満」が最も多く33.3%で「30名未満」は15.6%です。30~60名未満の場合、親族および新郎新婦の一部の友人たちを招待しているケースが多く見られます。
「60~80名未満」は22.2.%「80名~100名未満」は4.4%という数字です。30代以降は仕事関係で関わる人が増えるため、プライベートだけではなく仕事上のゲストが多いといえるでしょう。
式場を選ぶポイント
式場を選ポイントとして最も多く挙げられたのが「会場の立地」です。駅から近いなど立地条件の良い会場を選ぶメリットは、地方など遠方からの、または、高齢者のゲストが多い場合、ゲストに負担がかからないことがあります。
次に続くのが「挙式スタイル」22.4%「会場の環境」14.5%「価格」13.2%「料理」6%です。「価格」については、安価なものを求めるというより、価格と内容が見合っているかどうかという考えで式場選びをしており、この点が30代の結婚式の特徴といえるでしょう。
結婚式のこだわり
30〜40代の新郎新婦が結婚式でこだわったポイントは「料理」「挙式スタイル」が挙げられ、それぞれ30.8%、20.6%という数字です。30〜40代の結婚式は「料理」を重要視して、こだわりを見せる傾向があります。
この世代は、費用のかけ方にメリハリのある印象です。その他のこだわりは「価格」10.5%「衣装・ヘアメイク」9.2%「演出」9.2%となっています。
花嫁衣裳
30〜40代の新婦が希望した花嫁衣裳については「白のウェディングドレス」が84.2%と、ダントツの数字が出ています。白のウェディングドレスに続くのが「カラードレス」23.7%です。
また、30代の花嫁のなかには、着物を着てみたかったという声も多くみられます。また、「白無垢」9.2%「色内掛」6.6%と、このふたつを合計すると3人に1人が和装希望です。「その他」10.5%では、ワンピースなどカジュアルな衣裳を選択した人もいます。