ホーム 入籍 入籍をスムーズにするために...

入籍をスムーズにするために!事前に必要な準備や入籍方法をチェック

147
0
シェア


ふたりにとって人生の大きな転換期である「結婚」。結婚準備には一つひとつ意味があり、ふたりで生きていくことを決めるための貴重なイベントです。

なかでも、婚姻届の提出日は「正式に夫婦と承認される日」なので、必要書類の準備や手続きを効率的に進めたい方も多いのではないでしょうか。入籍の前後になると、ご近所への挨拶回りや各種手続き、結婚式の準備などで慌ただしくなるため、事前に入籍までの一連の流れを理解しておくことが大切です。

そこで今回は、入籍に必要な準備や婚姻届提出までの手順を詳しく解説します。希望日に入籍を済ませたい方や準備万端で入籍に臨みたい方はぜひ参考にしてください。

 

入籍前は何をしておくべき?準備するものは?


法的に夫婦と認められるためには、結婚の手続きが必要です。まずは、入籍前に準備するものをご紹介します。

 

入籍日を決める

婚姻届を提出し、役所に受理された日を「入籍日」といいます。入籍日の選び方にルールはなく、多くの役所で24時間365日受け付けています。

ふたりが初めて出会った日や交際記念日、どちらかの誕生日、プロポーズの日など、ふたりの記念日を入籍日に選べば、「晴れて夫婦となった日」がより特別な一日に。ほかのお祝い事と重ねることで、結婚後もふたりの記念日を盛大に祝うことができるでしょう。

一粒万倍日や天赦日、大安といった縁起の良い日も人気。親世代はお日柄を気にする方が多く、家族に勧められて選ぶカップルも多いようです。また、記念日や縁起の良い日以外では、ぞろ目の日や11月22日(いい夫婦の日)など、語呂合わせの良い日が選ばれています。

入籍日はこれから毎年訪れる大切な記念日です。ふたりが納得した日を選んでくださいね。

 

婚姻届を入手する

婚姻届の用紙は、さまざまな場所で入手可能です。全国の市区町村役場はもちろん、通販サイトやインターネットから婚姻届をダウンロードして手に入れることができます。

婚姻届に記入する際、緊張して間違えてしまうこともあるので、記入ミスに備えて予備の婚姻届を2~3枚程度準備しておくと安心です。

 

身分証明書の準備

婚姻届を提出する際は、本人確認として身分証明書が必要です。「マイナンバーカード」「運転免許証」「パスポート」「在留カード」など、顔写真付きのものは1点で本人確認をおこなうことができます。「国民年金手帳」「健康保険証」「国民健康保険証」など、顔写真がないものは2点以上の掲示が必要です。

 

証人になってくれる人を探しておく

婚姻届の証人とは、「ふたりの結婚の意思を証明してくれる人」のこと。婚姻届の正確性を高める役割のほか、無断で婚姻届を提出する行為や偽装結婚などを防ぐ役割も持っています。

婚姻届は身分関係に変動を及ぼす重要な届け出です。婚姻届を受理してもらうには成人の証人2名以上の直筆署名が必要ですが、成人であれば誰でも構いません。親や親族にお願いするもよし、友人や上司など日頃からお世話になっている人に依頼するもよし。ふたりの大切な人に署名してもらいましょう。

 

笑顔で入籍したい人必見!婚姻届の書き方ガイド


婚姻届は記入欄が多いため、一つひとつ確認しながら書き進める必要があります。ここでは、婚姻届の書き方についてわかりやすく解説します。

 

婚姻届の提出日・届出先

ふたりで決めた婚姻届の提出日・届出先を記入します。夜間や土日祝日でも、記入内容に誤りがなければ提出日が夫婦の入籍日となり、戸籍に残ります。婚姻届の届出先には、届出人の本籍地または所在地の市区町村を書き入れてください。

婚姻届に記入漏れなどの不備があると、不受理になってしまうケースがあります。希望する日程で入籍したい場合は、書き上げた婚姻届を前もって役所で確認してもらうと良いでしょう。

 

氏名・生年月日

「夫になる人」「妻になる人」の欄に、ふたりの旧姓と生年月日を記入します。戸籍に記載されている漢字を使い、正しく書いてください。生年月日は和暦(平成や令和など)で記入するのが一般的ですが、西暦で書いても問題ありません。

 

住所・本籍

婚姻届の住所は、住民登録している住所を指します。そのため、今住んでいる場所ではなく、住民票の記載通りに書くのが基本です。番地をハイフンで省略せず、「丁目」「番」「号」を用いて書きましょう。

本籍と筆頭者の氏名は、戸籍謄本で確認できます。婚姻届に記入する際は、戸籍謄本の通りに書き写してください。

 

父母の氏名・続き柄

「父母の氏名」の欄には実父母の氏名を書き入れます。両親が婚姻中の場合、母親の苗字は省略可能です。父母の苗字が異なる場合は、現在の氏を書き入れてください。

続き柄は、それぞれの世帯主から見た関係を記載する項目です。長男長女は「長」で構いませんが、次男次女は「二」、三男三女以降は漢数字で書き入れます。

 

夫婦の氏や新しい本籍地を決める

婚姻後に名乗る苗字を選択し、ふたりが本籍を置く住所を記入します。本籍を置く場所に決まりはなく、日本の土地台帳に記載されている住所であれば自由に選択可能。ふたりの新居はもちろん、初デートの場所や好きなテーマパークの場所も本籍地として設定できます。

「同居を始めたとき」には、同居月または結婚式を挙げた月の早いほうを書き入れます。同居も結婚もまだの場合は、空欄のままで構いません。初婚・再婚を選択する欄も忘れずにチェックしてください。再婚の場合は、離別もしくは死別した年月日を書き入れます。

 

夫婦の職業

6つに分類された職業のなかから、同居を始める前におこなっていた職業をそれぞれ選択します。一人暮らしをしていた場合は自分の職業、実家に住んでいた方は世帯主の職業を選んでください。国勢調査がおこなわれる年に婚姻する際は、「夫婦の職業」の欄も記入しましょう。

 

届出人署名

夫と妻がそれぞれ婚姻前の氏名で署名します。現在、押印は不要となり、署名のみで婚姻届を提出することが可能です。印鑑を押したい場合は、実印、認印、銀行印のみ認められています。

 

証人

「証人」の欄に記入する内容は以下の4つです。

  • 署名
  • 生年月日
  • 住所
  • 本籍

前述したように、婚姻届には成人の証人2名以上の直筆署名が必要です。証人をお願いする際は、時間に余裕を持って伝えるようにしましょう。

 

事前準備を入念におこない素敵な入籍日を迎えよう


婚姻届は、法律上の夫婦になるための届出です。普段見慣れない言葉が並んでおり、記入する際に戸惑うこともあるでしょう。しかし、事前に入籍までの流れを把握しておくと、入籍を効率良く進めることが可能です。

理想のタイミングで入籍できるよう、ふたりで確認し合いながら婚姻届を書き上げてくださいね。

 
「結婚式、どうしよう?」、そんなお悩みを楽婚が解決します。結婚式場選びや結婚に関する疑問の解消まで、お気軽に楽婚にお問い合わせください。