結婚式の披露宴は、新郎新婦とゲストが一緒に過ごす特別な時間。楽しいイベントをたくさん盛り込みたいものの、「時間配分が難しい」「スケジュールの組み方がわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、一般的な披露宴の所要時間やスケジュール例を解説します。スムーズな当日を実現するためのポイントも紹介するので、結婚式を控えたカップルはぜひ参考にしてください。
披露宴の所要時間はどのくらい？
披露宴は主に、「前半」「お色直し」「後半」の3パートで構成され、所要時間は全体で約2時間半が目安です。それぞれの時間配分について、詳しく見ていきましょう。
披露宴前半（約45分）
披露宴の前半は、新郎新婦の個性が光る、自由度の高い時間です。一般的な流れとしては、新郎新婦の入場から開宴の辞まで約5分、仲人の挨拶や新郎新婦の紹介に約10分、主賓祝辞に約10分かかります。その後、ウェディングケーキ入刀や乾杯、食事と歓談の時間に約15分～20分を費やし、最後にお色直し退場となります。
お色直し（約30分）
お色直しは、新郎新婦が衣装を替えることで、披露宴に変化をもたらす素敵な演出です。衣装の種類によって所要時間は異なり、洋装は15～20分、和装は20～30分ほどかかります。特に和装の場合、かつらなどの装身具を着用するため、余裕をもってスケジュールを組むようにしましょう。
披露宴後半（約75分）
お色直しを終えた新郎新婦の姿に、会場全体が再び熱気に包まれるところから披露宴の後半が始まります。新郎新婦の再入場に約5分、テーブルラウンドに20～25分程度、ゲストによる余興に約20分かかります。ゲストとの触れ合いや心のこもったスピーチで、会場はさらに盛り上がりを見せるでしょう。
そして、親への手紙朗読や記念品贈呈など、感謝を伝える場面に10～15分、謝辞に約5分、閉会宣言と新郎新婦の退場に5分程度を費やし、披露宴は幕を閉じます。
披露宴の後半は、新郎新婦とゲストが一体となり、結婚式を締めくくる大切な時間です。ふたりの想いが伝わる温かい空間を作り上げましょう。
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結婚式の流れがまるわかり！スケジュール例を紹介
結婚式当日、慌ただしく時間が過ぎてしまうなかで、大切な瞬間を逃したくないですよね。ここでは、12時からの挙式を例に、結婚式当日のスケジュールを時間軸に沿ってご紹介します。
9:00 自宅出発＆ヘアメイク開始
挙式の形式や衣装によって異なりますが、花嫁のヘアメイクや着付けには2時間半～3時間ほどかかります。挙式開始の3時間前を目安に会場へ向かいましょう。会場に到着したら、ヘアメイクや着付けが始まります。憧れの衣装に身を包み、美しい花嫁へと変身する瞬間を楽しんでください。
11:00 挙式リハーサル
新郎新婦の準備を整えたら、本番さながらの挙式リハーサルです。実際の式の流れに沿って、入退場や誓いの言葉を確認し、本番へのイメージを膨らませます。
リハーサル後の控え室は、ふたりだけの特別な空間。気持ちを落ち着かせ、お互いの笑顔を確かめ合いながら、最高の瞬間を迎えるための最終確認をおこないましょう。
12:00 挙式スタート
華やかなセレモニーの幕開けです。厳粛な雰囲気のなか、ベールダウンや指輪交換、誓いの言葉などの伝統的な儀式をおこないます。ふたりの幸せそうな笑顔は、ゲストの心に温かい感動を与えるはず。それぞれの儀式を堂々とおこない、素晴らしい一日にしてくださいね。
12:45 アフターセレモニーと記念撮影
挙式が一段落し、列席者の温かい拍手に包まれながら新郎新婦は退場します。バージンロードを歩く二人の姿は、まさに絵画のよう。フラワーシャワーやバルーンリリースなど、祝福に包まれたアフターセレモニーで、ゲストの方々と喜びを分かち合いましょう。
結婚式の記念写真は、挙式がすべて終了したタイミングで撮影するケースが一般的。しかし、会場によって記念撮影への対応が異なるので注意が必要です。ゲストとの記念撮影を希望する場合は、事前にスタッフへその旨を伝えておくと良いでしょう。
13:30 披露宴開始
披露宴会場へ移動し、待ちに待ったパーティーの始まりです。新郎新婦の入場で会場は一気に華やぎます。ウェディングケーキ入刀やキャンドルサービスなど、さまざまな演出でゲストを楽しませましょう。
16:00 披露宴終了
愛と幸せに満ちた結婚式も、いよいよ感動のフィナーレへ。新郎新婦の挨拶や退場シーン、ゲストからの温かいメッセージ、そして、サプライズで現れた友人からの余興など、一日を通して繰り広げられた数々の素晴らしい出来事を思い出しながら、ゲストに記念品を渡します。この日の思い出は、ふたりの心に永遠に刻まれることでしょう。
完璧なスケジュールで最高の結婚式を叶えよう
結婚式の準備は、新郎新婦に多くの喜びをもたらしてくれる貴重な時間です。「ふたりの想いを形にしたい」「ゲストに楽しんでもらいたい」という気持ちは尽きないでしょう。しかし、限られた時間のなかでふたりらしい結婚式を叶えるには、事前の準備が不可欠です。プランナーと相談し、新郎新婦とゲストが心から楽しめる一日を作り上げてくださいね。
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