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結婚式に上司を招くときのマナーは?失礼のない対応を心がけて

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上司にスピーチを依頼するときのマナー


スピーチを依頼する場合は、もっとも役職の高い上司か、直属の上司に依頼するのが一般的です。
たとえば、代表取締役や社長などがもっとも役職の高い上司になる場合があるでしょう。所属している部署から複数の上司を招待した際は、そのなかで最も役職の高い人にスピーチを依頼するのが基本です。
「ぜひ、この上司にお願いしたい」という気持ちもあるかと思います。しかし、直属の上司を差し置いて他の上司にスピーチを頼むと、後々わだかまりが残るのもよくあるケースです。
そのため、どの上司に頼もうか迷った時は、直属の上司や職場の先輩に相談してみるのがよいと思います。結婚式では部長が主賓というのが慣例となっているなど、会社によって何となく決まっているルールがあるものです。
スピーチを依頼するタイミングは、招待の意思を伝えるタイミングと同じく、結婚式の日取りや場所が決まったときです。具体的には、結婚式への招待を伝えるときにスピーチをお願いするのが良いでしょう。
スピーチは原稿作成やスピーチ練習など準備期間が必要です。そのため、できるだけ早く伝えるのがマナーといえます。また、スピーチを断られるというケースも考えておく必要があります。
何らかの理由で断られたときに、次の上司を落ち着いて探すためにも、できるだけ早くスピーチを頼む上司を決めておきましょう。
また、スピーチの依頼も直接伝えるのが基本です。電話、メール、SNSなどは避けましょう。自宅に伺う場合は、手土産を持っていくのがマナーとされています。
スピーチを承諾してもらったら、招待状に「誠に恐れ入りますが当日一言お言葉を賜りますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます」などと書き添えましょう。
招待状も手渡しが原則ですが、招待状の封筒には住所を書かない、表書きは名前のみで糊付けしない、などいくつか注意点があります。ただし、遠方の上司や何らかの理由がある際は、招待所を郵送しても失礼にはあたりません。