結婚式招待状の封筒への入れ方
次に、用意した招待状の本状やそのほかの内容を封筒に入れます。実は、封筒に入れる際にも気を使うべきポイントがあるのだと知っていましたか。
封筒に入れる際の重ね方や入れる向きをしっかりと把握して、きちんとした招待状を送りたいものですね。
郵送の場合
結婚式の招待状は、郵送と手渡しの場合とでも封筒に入れる際の適切な向きが違うということを知っていましたか。
入れ方にまで正しい方法があるというのはなかなか細かい気もしますが、ここで覚えてしまえば難しいことはありません。まずは郵送する場合の入れる向きをみていきましょう。
入れる際の重ね方
封筒に入れる中身はどのような重ね方をすればよいのでしょうか。最も代表的な3つの例を挙げてみます。
まずは、内容別に読む順番で重ねる方法です。つまりは、上から招待状、会場の地図、アレルギーなどの確認、返信はがきの順で、読む人が自然な流れで招待状の中身を順番に確認できるように重ねていく方法です。
ただ、付箋などのサイズの小さい紙がある場合は、順番は関係なく2つ折りの招待状の間に挟んでしまうとよいでしょう。受け取った人が招待状を開封した際に、うっかり小さな付箋を落としてしまい、大切な内容を見落とされてしまうということが防げます。
また、サイズ別に重ねるという方法もあります。紙のサイズ別に小さいものを上から順に重ねてくときれいに見えます。 別の方法としては、すべてを二つ折りの招待状に挟んでしまうというやり方です。
折り畳んだ招待状の中に、上から小さいサイズの順ですべての紙を挟み込んでしまうという重ね方です。
入れる向き
順番と同様に、意外と大切なのが封筒に入れる向きです。まずは中に入れる招待状やその他の表裏の向きを、郵送封筒の宛名の向きに合わせて入れることがマナーとして大切です。
また、招待状の上下左右については、向きが水平で横長の招待状であれば、同じく水平・横長の封筒というように方向を統一するのが基本です。
では、もし招待状と封筒の向きが違っている場合はどうしたらよいのでしょうか。招待状が垂直・縦長で封筒が水平・横長であれば、封筒の宛名側からみて右に招待状の上がくるようにします。
そして、招待状が水平・横長で封筒が垂直・縦長であれば、封筒の宛名側からみて右に招待状の上がくるようにするときれいです。
その後、封筒の封をする際にも、シールで一点止めするだけでは郵送中に剥がれてしまうこともあるので、シールの前にのり付けをして密封することが大切です。
もしそれぞれの表裏や上下左右が不揃いであると、どことなくだらしがない印象になり兼ねないので、以上のように細部にまでしっかり気を使いましょう。
手渡しの場合
では、手渡しの場合はどのように封筒に入れたらよいのでしょうか。実は、郵送の場合とは表裏が逆になるのです。
つまりは、封筒の封をしてある裏面に、招待状の表側がくるようにします。なぜかというと、受け取った相手が開封したときにすぐに招待状の表側が見えるようになるので、目立ちやすいようにするためです。
また、封筒は手渡しの場合はしっかりとのり付けする必要はありません。郵送中に中身が出てしまうというようなリスクがないため、シールを貼るのみで十分だからです。