プロポーズが成功して、「結婚式の準備をしよう」と決意したものの、「結婚式って実際いくらかかるの?」という点を疑問に思うカップルは多いでしょう。また、式場を見学して見積もりを取ってみたけれど、「見積もり金額が高いのかどうかわからない」「相場と比較してどうなのか知りたい」という悩みや疑問もよく聞かれます。この記事では、結婚式の見積もりの見方や相場、結婚式の費用を下げるためのコツなどについて解説していきます。
結婚式の見積もりの平均相場
結婚式の見積もりについては、約3回取るケースが多いといわれています。初回は会場を選ぶとき、2回目は会場を決めてから、そして3回目は打ち合わせの後に見積もりを取ります。
そのため、その都度見積書をしっかりと確認して、結婚式にどれくらいの費用がかかるのかという点をきちんと把握しておくことが大切です。ここでは、初回見積もりの相場を、エリアとゲストの人数別に見ていきましょう。
まず、結婚式のゲストが30人の場合です。首都圏 181.1万円、東海エリア 169.6万円、関西エリア 145.0万円、九州エリア 101.8万円が初回見積もりの相場です。
次に、ゲストが60人の場合では、初回見積もりの相場は首都圏 302.3万円、東海エリア 267.7万円、関西エリア 233.0万円、九州エリア 231.1万円となります。
さらに、ゲストの人数が80人にのぼる結婚式では、首都圏 387.1万円、東海エリア 336.1万円、関西エリア 323.4万円、九州エリア 296.5万円が相場です。これらのデータから、ゲストの人数が増えると、初回見積もりの相場も大きく上がっていくことがわかるでしょう。
また、初回見積もりの平均相場については首都圏が一番高く、次いで東海エリアが高くなるという結果が見て取れます。加えて、初回見積もりに関しては、ゲストの人数が10人増えるごとに、金額も30~50万円ほど上がっていく傾向にあります。
そして、結果的に挙式、披露宴・披露パーティーにかかった費用の総額は、「400~500万円未満」が16.8%と最も高く、次いで「350~400万円未満」が14.4%、「300~350万円未満」が12.1%です。ここから平均すると、結婚式にかかる費用は平均総額354.8万円ということがわかります。