親からの資金援助を受ける人はどれくらい?
100万円以上もの額を新郎新婦だけでは工面できないということもあるかもしれません。その場合、頼りになるのは両方の親および親族です。親などから資金援助を受けるカップルは、実は珍しくありません。
株式会社リクルートマーケティングパートナーズが行ったアンケート調査(ゼクシィ結婚トレンド調査 2017 首都圏)によると、日本全国で70%ものカップルが結婚式や二次会のために、親や親族から援助を受けたと回答しています。
親にとって子の結婚式は我が子の晴れ舞台です。親のほうでも、金銭的な問題によって子どもたちに悔いの残る結婚式をしてほしくないと考える人も多いのです。
中には、ご祝儀と親・親族の援助金を合わせると、自己負担額がほぼゼロになるカップルもいるほどです。 しかし、親などからの援助を受けるか否かは、結婚式に対する考え方や金銭感覚など、各家庭の価値観によって大きく異なるので注意しましょう。
同アンケートは裏を返すと、およそ20%以上のカップルは親などからの援助がなかったことを表しています。さまざまな理由で援助を受けない場合がありますが、はじめから親を当てにせず、まずは親と子の本人同士で話し合って、援助が可能か、可能ならどの範囲まで大丈夫なのかを、きちんと決めておくことが大切です。
結婚式を機に親子関係が悪くならないように気をつけましょう。 親などからの資金援助の相場について、ゼクシィ結婚トレンド調査 2017 首都圏によると、挙式・披露宴・披露パーティーの費用として受けた援助の額は「100〜200万円未満」が45%ともっとも多い結果となりました。
続いて「100万円未満」が20%、「200〜300万円未満」が19%となっています。平均はおよそ170万円で、少なからず額を親などからの援助に頼っていることがわかります。