事前にできる雨の日の結婚式対策
雨の日に結婚式を挙げるのは決して縁起が悪くない、むしろ良いイメージがあるのは説明したとおりですが、雨が降るといろいろ不便なことがあるのは確かです。
結婚式の日に雨が降った場合に備えて対策は取るようにしましょう。
前撮り
雨の日に備えて「前撮り」をしておくと、天候に左右されず自分の残したい写真を用意できます。やはり結婚式は青空の下での笑顔を撮りたいものですよね。
前撮りを式とは別の日にしておけば、仮に雨が降っても、晴れの日と雨の日、両方で写真を撮ることができます。
雨は雨で違った雰囲気があるので、両方あるほうが楽しいでしょう。 撮りたい場所は晴れの日に撮っておくほうが無難ですので、晴れた日に撮れるように調整することをおすすめします。
屋根のある場所を選ぶなど、天気に左右されないスポットで撮影をおこなうのも良いアプローチです。結婚式場に相談してみるのも良いでしょう。
送迎
次に、事前にできる雨の日対策として考えられるのは「送迎」の手配です。最寄りの駅から結婚式場まで少し歩くようであれば、送迎バスやタクシーのチケットを準備しておくと良いでしょう。
もしくは、駅から雨に濡れずに来られるような式場を選ぶのもひとつの手です。駅から近い式場はたくさんありますので検索してみましょう。車で来る人が多い地域であれば、屋根付きの駐車場を備えているかどうかをチェックしてください。
受付
万が一、ゲストが雨に濡れてしまったことを想定して、受付にフェイスタオルを準備するのを忘れないようにしましょう。
送迎に気をつかったとしても、雨が急に降ってきたり、どしゃ降りだったときはゲストの服や体が濡れてしまうことがあります。
そのようなときにサッと使えるタオルがあるとゲストとしてはうれしく思うでしょう。気が利いている印象も与えることができますので、受付にタオルは必ず用意しておくべきです。
化粧室
化粧室に気を配るのも雨の日対策として有効です。特に女性ゲストは、雨でメイクや髪型が乱れるととても気になります。
化粧室に入ったときに化粧直しのための道具であるタオルやドライヤーが完備されていると喜ばれるでしょう。
ドライヤーは通常のものだけでなく、ヘアアイロンタイプもひとつ用意しておくと良いです。このような細かい心配りをすることで、雨の日でもゲストをそこまで不愉快な気持ちにさせずにすむでしょう。
室内演出
雨の日に備えて「室内演出」を行うことを検討しておきましょう。全天候型の式場であれば心配はいらないかもしれませんが、そうでは無いときは考えておくべき問題です。
雨の日に備えて屋外でしかできない演出は室内でもできるような代替え案を準備しておきましょう。
雨の日に屋外へゲストを連れ出すのは負担になりますので、避けなくてはなりません。当日の天気が曖昧なときは、どのようなタイミングで室内演出に移項するのか、プランナーとよく話し合っておきましょう。
式場にプランの確認
天気予報を見て「当日は雨が濃厚である」と判明した時点で、式場がどのような対応を取ってくれるのか確認しておく必要があります。
式場側から雨の日のプランを提案してくれる可能性は高いですが、直前になるとバタバタすることが予想されます。焦ってしまうとこちら側も冷静な判断ができなくなります。
結婚式当日はただでさえバタバタするものです。気持ちに余裕があるうちに聞いておけば、当日に慌てなくてすむでしょう。
