豪華な演出だけが結婚式の醍醐味ではなく、肝心なのは新郎新婦の真心がゲストに伝わることです。たとえば、「結婚式DIY」という方法でゲストをもてなす新郎新婦も増えてきています。結婚式DIYを検討している人は、コンセプトを正しく理解して準備を進めましょう。この記事では、結婚式DIYとは何か、どのようなものを作るのがトレンドなのか、作り方を紹介します。
結婚式DIYとは?SNSでも大人気!
DIYは「Do It Yourself」の略であり、「自分自身でやる」という意味です。
あるイベントやものづくりにおいて、プロに頼むのではなく本人たちでまかなう姿勢を指して使われています。そして、結婚式においてもDIY精神を取り入れる新郎新婦がたくさんいます。
厳密に「結婚式DIY」といえば、会場から装飾、料理や衣裳にいたるまで新郎新婦自身で用意する内容となります。しかし、さすがにそこまで本格的なDIYを実行できる技術がある新郎新婦は多くありません。
また、いくらDIYが望ましいといっても、せっかく来てくれるゲストには洗練されたもてなしをしたいところです。
そこで、ほとんどの結婚式DIYでは、通常の会場を貸しきって行う演出の中で、さりげなく新郎新婦の手作り小物をしのばせる方法が恒例化しています。
結婚式DIYの主な目的は「ゲストに感謝を伝える」ことです。ゲストは新郎新婦のために時間を割いて出席してくれています。
また、新郎新婦の絆の証人になってくれる意味でも、ゲストはとても大切な存在です。少しでも新郎新婦からの思いが伝わるよう、真心をこめて作った小物でゲストをもてなすのが結婚式DIYの本質です。
また、オリジナリティを式に取り入れるという目的もあります。ブライダル業者に依頼する結婚式では豪華な演出を期待できるものの、ともすれば他の新郎新婦と似た内容になりかねません。
そこで、式の細部に変化をつけることで世界にひとつしかない結婚式を新郎新婦自身でプロデュースしていきます。オリジナリティの高い結婚式には思い入れも強くなり、忘れられない記憶として残るでしょう。