友人や知人の結婚式に参加する場合、招かれた側として大きな楽しみになるのがやはり料理ですよね。新郎新婦はお色直しや各テーブルへの挨拶まわりなどで、ゆっくり料理を味わっている余裕がないかもしれません。一方、ゲストは基本的には着席をしたままなので食事の時間はとても楽しみなものです。食事にもこだわりたいと思っても、いざ結婚式をするとなるとあれこれ思わぬ費用がかさんでしまうことはよくあります。予算が限られている中、料理をどうすべきか悩んでいる新郎新婦も多いのではないでしょうか。まず大切なのは費用相場や決め方のポイントを把握しておくことです。このコラムでは結婚式で失敗しない料理の選び方について解説します。
結婚式の料理の費用相場はどれくらい?
ゼクシィ結婚トレンド調査2017調べによると、挙式、披露宴・披露パーティーの総額平均は354.8万円となっており、昨年の調査に比べると約5万円近く減少したものの、引き続き高い水準にあります。
一方、披露宴、披露パーティーの招待客人数は約70.2人と、年々減少傾向にあります。つまり、ゲストひとりひとりへの「おもてなし」の要素が高まってきているということになります。
ゲスト1人あたりの挙式、披露宴、披露パーティー費用は約6.4万円と増加傾向にあり、そのうち、1人あたりの料理と飲み物費用の合計は1万8500円と増加傾向にあります。
結婚式場の料理は予算に応じてランク分けされていることが多く、その中から選ぶのが一般的です。
ランクによって、前菜やメインで使われる食材、品数、また見た目の華やかさなども変わってきます。あらかじめ決められたランクのセットからメニューを動かせないということは基本的になく、自分たちの予算に応じた工夫ができるようになっています。