結婚式のムービーを自分で作る場合、「何から始めればよいかわからない」「本当に自分でできるのか」と不安に思う人もいるでしょう。結婚式のムービーは、パソコンがあれば自分で作成できます。インターネット上でダウンロードできる素材を活用すれば、内容を充実させることも可能です。この記事では、ムービーの作り方やどのような素材があるのかを紹介します。
オープニングムービーの作り方は?
オープニングムービーを作るためには、まず目的を決めることが大切です。
目的を決めずに作ると方向性がブレてしまい、まとまりのないムービーができてしまいます。ムービーの基本的な目的はゲストを楽しませること、足を運んでくれた感謝の気持ちを表現すること、結婚式を始める雰囲気を盛り上げることです。
ムービーの上映時間は1~3分程度がよいでしょう。あまり長すぎでも「いつ新郎新婦が登場するのか」と、ゲストが冷めてしまいます。BGMは目的に合わせ、場を盛り上げる明るい曲を使用しましょう。写真は新郎新婦以外にもゲストを巻き込んだものを使用することが大切です。会場にいる全員が参加できることを意識しましょう。
構成は「タイトル」「2人の写真と挨拶」「ゲストや親族、友人の紹介」「カウントダウン」が基本です。
「2人の写真と挨拶」で使用する写真は、2人が少しフォーマルな格好をしたものであったほうが、ゲストの来場に対する感謝の気持ちが伝わります。「ゲストや親族、友人の紹介」では、本日のプログラム内容と絡めながら写真を流すのもよいでしょう。
たとえばお祝いの言葉や乾杯の挨拶のプログラムを紹介しつつ、主賓の名前や写真を紹介するなど。余興のプログラムがあれば、そこで友人達の写真を使用するのもよいでしょう。
その他オープニングのコツは、まず雰囲気を盛り上げるために、ムービーのBGMは徐々に音を大きくするのがコツです。
2人が登場するタイミングは一番曲が盛り上がるサビの部分がいいでしょう。カウントダウンでは司会者が新郎新婦の登場を示唆したり、注目する場所を紹介することで雰囲気は最高潮になります。司会者と登場について、事前に打合せをしておくとよいでしょう。
続いて、ムービー作成のために必要なものを紹介します。
まずはパソコンを用意しましょう。CPUやメモリなど、性能が高ければ高いほど作成しやすくなります。できあがったムービーは、CDやDVDに保存して式場へ渡すため、光学ドライブが付いているパソコンが望ましいです。もし用意したパソコンにドライブが付いていなければ、外付けできるドライブを購入するとよいでしょう。
パソコンの他にムービーを編集するソフトも用意します。1万円前後であれば十分見栄えのよいものが作れます。Windowsパソコンに最初からついているムービーメーカーを利用してもよいですが、編集できる内容が限られてしまうため、編集ソフトは購入することをおすすめします。
使用するBGMは音楽購入サイトからデータを購入し、使用するパソコンへダウンロードしましょう。写真はデータでなければ写真自体をスキャンし、データ化する必要があります。自宅にスキャン機器がなければ、フォトスタジオやコンビニを利用しましょう。コンビニであれば1枚30円程度でスキャンが可能です。