結婚式当日の全体スケジュール例
ここでは、結婚式当日の全体スケジュールを紹介します。一例として、教会挙式から二次会までを1日に納めた場合の例を紹介しましょう。当日のヘアメイク、着替えなどのセットにかかる時間など、しっかり理解しておくことが大切です。
9:00 自宅出発・ヘアメイクと着付け
仮に、12時から挙式がスタートするとして、1日の流れをみていきましょう。
まず、挙式の3時間前、9:00には自宅を出発して、会場へ向かいます。9:30に会場到着したら、新婦はすぐにヘアメイク・着付けに取りかかります。ヘアメイク・着付けにかかる時間は、事前にヘアメイクのリハーサルを行っている場合で、1時間〜1時間半程度です。
リハーサルを行わずに、ぶっつけ本番で行う場合には、もっと時間がかかるかもしれません。ヘアメイク・着付けが終わったら、スタッフとの打ち合わせや親族同士の挨拶などが行われます。
11:00 リハーサルと写真撮影
新郎新婦の支度が完了したら、11:00に挙式リハーサルと写真撮影が、実際の会場で行われます。挙式リハーサルでは、スタッフから挙式の進行スケジュールや、儀式の際に求められる動作などについて説明を受けます。リハーサル後に、新郎新婦の写真撮影が行われる場合が多いようです。
12:00 挙式
12:00に、いよいよ挙式スタートです。ゲストが入場次第、挙式がスタートします。ゲストの退場やアフターセレモニーの場所までの移動を考えて、45分くらいかかると想定しておきましょう。
12:45 アフターセレモニーと集合写真
12:45に、アフターセレモニーと写真撮影が行われます。
アフターセレモニーとは、ゲストが新郎新婦に花びらを振りかける「フラワーシャワー」や、風船を一斉に放つ「バルーンリリース」といったイベントのことです。挙式の中で楽しいイベントの時間でもあり、楽しみにしているゲストも多いようです
セレモニー後に、挙式列席者との集合写真を撮るケースも少なくありません。このセレモニー撮影には15分〜20分程度かかると想定しておきましょう。その後、披露宴会場へ移動することになります。
13:30 披露宴開始
13:30には、披露宴がスタートします。挙式会場からの移動や、披露宴から参加のゲストの受付時間などを考慮して、適切なスタート時間を設定することが大事です。披露宴がはじまる前には、新郎新婦と両親、仲人が会場の入り口に並んで、ゲストをお出迎えするケースもあります。ゲストによる挨拶などが終わって歓談時間に入ったら、お色直しのため一度退席するという流れです。
14:15 お色直し
14:15に、お色直しに入ります。お色直しにかかる時間は、30分程度見込んでおきましょう。
洋装か和装かによって、かかる時間が変わってくるので注意が必要です。ドレスから和装に着替える場合には30分程度かかってしまいますが、和装からドレスに着替えるのは20分程度です。
和装は一度に何枚かバッと脱ぐことができるので、比較的短い時間で済むからです。お色直しをスムーズに行うには、衣裳の順番やヘアアレンジにかかる時間などを考慮して、スケジュールを組み立てましょう。
14:45 再入場
14:45に、お色直しを終えた新郎新婦が再入場し、披露宴が再開します。再入場したときは、ゲストのいるテーブルを一つひとつ回っていくことが多いです。
このときにはいろいろな演出がなされて、見どころがあります。たとえば、「キャンドルサービス」や、各テーブルでゲストと一緒に写真を撮る「テーブルフォト」などがあります。
16:00 披露宴終了〜二次会へ移動
16:00に、無事披露宴が終了し、ゲストのお見送りをしたあとに、二次会へ移動します。
披露宴終了後は、新郎新婦が感謝の気持ちを込めて、ゲストのお見送りをするのが一般的です。お見送りの際には「ありがとうございました」とゲストに声をかけることもあり、30分ほどかかることが予想されます。
スケジュールには余裕を持たせておくようにしましょう。お見送りが終わり次第、仲人などに挨拶をし、お礼やお車代を渡して、二次会会場へ向かいます。
18:00 2次会開始
18:00ごろ、二次会が開始します。披露宴が終わってから二次会開始までの時間は、1時間〜2時間程度見ておきましょう。会場移動に時間もかかりますし、披露宴が押すこともあります。時間には、くれぐれも余裕を持っておくことが大事です。
20:00 二次会お開き〜帰宅
二次会が終われば、帰宅となります。二次会が早めに終了した場合は、三次会・四次会と続く場合もあるかもしれません。ただし、1日中参加するゲストや、遠方からのゲストは疲れています。二次会は延長せずに、早めに切り上げましょう。