結婚式場を選ぶ前に決めておくこと
世の中には数多くの結婚式場がありますが、そのすべてが自分たちの希望に合った式場とは限りません。式場選びを失敗しないためにも、自分たちが重視するポイント事前に決めておくことが大切です。
どんなことを決めておくべきなのか、具体的に見ていきましょう。
結婚式のイメージを決める
ざっくりと分けただけでも、結婚式にはさまざまなスタイルがあります。神社で挙げる伝統的な神前式、ホテルや教会で挙げるキリスト教式、ゲストの前で愛を誓う人前式など、その内容は多彩です。
漠然と式場選びをしていると、目移りして迷ってしまい、最終的にイメージと違って後悔してしまう可能性もあります。これを避けるためにも、どんな結婚式にしたいのか、やりたい挙式スタイルがあるのかを事前に決めておきましょう。
式場によっては挙式スタイルが限定されることもあるため、自分たちの理想のイメージを固めておくことで式場選びの失敗も少なくなります。機材やスペースの関係で希望する演出ができないケースもあるので、こだわりの演出がある場合も事前に考えておくとなお安心です。
結婚式の時期や時間帯を決める
希望する結婚式のイメージを決めたら、次は式を挙げる時期や時間帯についてもある程度決めておきましょう。何を重視するかによって、最適な日取りも変わってきます。重視するポイント別に、どの時期を選べばよいか紹介しましょう。
日柄を重視する
結婚式は、赤の他人同士が家族になることを公にする大切なイベント。人と人との縁を大切にするためにも、縁起を重視したいと思う人も多いでしょう。このような場合は、「六曜」を意識して結婚式の日取りを決めるのがおすすめです。
六曜は暦のうえで縁起のよしあしを示したもので、終日万事が吉とされる「大安」や、大安に次いで縁起の良い「友引」が結婚式に最適とされています。
割引を重視する
なにかとお金がかかる結婚式、少しでも節約したいところですよね。そんな場合は、割引を実施している結婚式場を探しましょう。結婚式の日取りとして人気のない日は、費用を割引して集客している結婚式場も多いです。
たとえば、縁起のあまりよくない仏滅や、閑散期である年末年始にお盆、真冬や真夏のように過ごしづらい時期などが該当します。
ほかにも、夕方から挙式するナイトウェディングや、予約が埋まりにくい3カ月~半年後の日取りなども割安です。節約したい場合は、こういった割引にあわせて日取りを決めるとよいでしょう。
ゲストの都合を重視する
親族や友人、職場の上司など、結婚式には多くのゲストが駆けつけてくれます。このため、自分たちだけでなくゲストの都合を重視して結婚式の日取りを決めることも大切です。
たとえば、遠方からのゲストが多いのであれば土日や祝日に合わせて出席しやすい日取りにしたり、職場のゲストを重視するなら仕事の繁忙期は避けたりと、細やかな気配りをしましょう。
結婚式場の場所を決める
希望する結婚式のイメージと日取りがある程度固まったら、実際にどこで式を挙げるかを決めましょう。新郎新婦の希望も大切ですが、結婚式に招待したいゲストのことも忘れてはいけません。
遠方の親族や職場関係、地元の友人など、誰を優先するかによって最適な結婚式場の場所も変わってきます。
招待ゲストの予定人数を決める
新郎新婦だけで結婚式を挙げるケース以外は、ゲストの人数も考えなくてはなりません。
結婚式場によっては、収容できる人数に大きな差が出ることもあります。希望する結婚式場に収容できなかったり、ゲストが足りずスカスカになってしまったりすると困るので、親族や友人、職場関係などどこまで招待するかもうまく考えましょう。
予算を決める
内容によっては数百万円という高額の費用がかかる結婚式では、予想外の出費を防ぐためにも予算を決めておくことが欠かせません。
親からの資金援助の有無によっても結婚式にかけられる予算が変わるため、援助してもらえるのかも確認しておきましょう。
費用を後払いできる結婚式場ならご祝儀も予算に充てられるため、支払い方法も式場選びのポイントになります。