準備期間が取れない人はどうすればいい?
6カ月の準備期間はあったほうがいいですが、人によってはさまざまな事情から急に結婚式を挙げることになる場合もあるでしょう。忙しくて結婚式の準備に十分な時間がとれないこともあります。
そうした場合、たとえ準備期間が短くても結婚式場に空きがあり、予約を取ることができれば式を挙げることは可能です。結婚式の3カ月~1カ月前の申し込みでも間に合うとしているブライダルサロンもあり、申し込みから挙式までの期間が短いスピード挙式に割引特典がついてくるところもあります。
会社関係の人や友人を呼ばない親族のみでおこなう少人数の結婚式なら、人数が少ないぶん料理や引き出物選びの手間がかからないので3カ月の準備期間でも問題なく進められるでしょう。
また、60人ほどのゲストを招待する一般的な結婚式でも集中して段取り良く準備を進めていけば、準備期間が短くても思い出に残る結婚式を挙げることはできます。時間がない中で準備をするなら、プロの手を借りることも有効な手段のひとつです。
例えば、会場探しから見学の予約、さまざまな交渉をプロのコンシェルジュが代わりにおこなってくれるサービスもあります。また、式当日の衣装は既製品の中から選んだり、招待状や封筒、席次表はすでにセットになっているものを利用したりすることで、ひとつひとつの準備にかかる時間を少しずつ短くすることができます。
結婚式の準備は手をかけようと思えばいくらでもかけられますが、手をかけた分だけ時間がかかってしまうということです。短期間で準備する場合には、それほどこだわりのない部分には時間をかけずに、スムーズに準備を進めることを優先しましょう。
ひとつだけ注意しておきたいのは結婚の連絡から短期間での結婚式となると、招待されるゲストにとっては少し急な印象を与えるかもしれないということです。招待状を送るときには前もって電話などで連絡しておくことをおすすめします。