結婚式の受付係を早めに決めておこう
受付係とは、結婚式会場受付の担当者のことです。招待されたゲストが来たら誘導し、芳名帳への記入をお願いしたり、ご祝儀を受け取ったりといった仕事を担当します。現金を扱うことから、信用のおける新郎新婦の友人や親族に依頼することが多いです。
受付係はご祝儀を受け取る以外にも、ゲストにクロークの場所を案内したり、新郎新婦から預かった車代を渡したりと、何かとやるべきことが多くあります。当日になってから慌てて説明するのでは準備不足です。なるべく早い段階で受付係を引き受けてくれる人を探し、事前に説明をしておく必要があります。
受付係は新郎側と新婦側からそれぞれ1~2名依頼することが多いです。当日に初対面となる場合も考えられるため、受付係を依頼した人と新郎新婦との関係などをあらかじめ伝えておきましょう。
当日預かったご祝儀や車代は誰が・どこに管理するのかということなども明確にしておく必要があります。おめでたい場所で金銭トラブルなどが起こらないためにも、打ち合わせは入念にしておくべきです。
また、車いすなど介助が必要なゲストがいる場合の対処、当日受付時間に来ない・遅れたゲストへの対処なども事前に伝えておかなければなりません。
また、受付を頼まれた人のなかには、事情で引き受けられないといったことも考えられます。そうした場合、依頼の時期が式直前だと依頼した方もされた方も非常に心苦しい思いをすることになりかねません。断わられることも考慮したうえで、期間に余裕をもって早めにお願いするのがベストです。