受付を依頼するときに知っておきたいこと
受付を依頼する場合、招待状を出す前にできれば直接会って依頼するのがマナーです。通常、招待状の発送は結婚式の2~3カ月前に行います。その際に、受付やスピーチの依頼を付箋に書いて添えるのが一般的です。
しかし、事前連絡がないと相手も困惑してしまう恐れがあるため、あらかじめお願いしておくほうが良いでしょう。直接会うのが最も望ましいですが、難しい場合は電話やメールなどでも問題ありません。
万が一依頼を断られても次の人を探せるよう、事前連絡は招待状発送の1カ月前くらいに行うと良いでしょう。
当日、受付係の人には受付開始時間の30分前には会場入りしてもらうようにしましょう。あらかじめ電話やメールで伝えておくか、招待状の付箋に集合時間を書いておくのが望ましいです。
会場に着いたら、受付を開始する前にトイレやクローク、待合室などの場所を確認してもらいます。ゲストを誘導し、案内する役目も担っているからです。会場スタッフからは受付の仕事内容について説明を受け、それぞれの役割分担を決定します。
そして、忘れてはならないのが受付をしてもらった人へのお礼です。式の当日、受付が始まる前に両家の親族から渡してもらうのが一般的でしょう。金額は3000~5000円位が相場とされています。
現金を「御礼」または「寿」と記載した封筒に入れて渡すのが最もポピュラーですが、現金を渡すのに抵抗がある場合、ギフトカードでも問題ありません。好みなどを良く知っている人であれば、お菓子やお酒など、本人の好きな物をお礼にしても良いでしょう。普段自分では買わないようなものが喜ばれます。
ただし、当日は引出物などで手荷物が多くなってしまう場合もあります。なるべくかさばらないものを選ぶのがポイントです。しかし、どうしても渡したいものがかさばってしまうという場合は、後日改めて渡す方がスマートでしょう。