プロフィールブックは、ゲスト一人ひとりがじっくり目を通すためにこだわりたいというカップルもいるのではないでしょうか。SNSには、おしゃれなプロフィールブックがたくさん掲載されています。おしゃれで実用的なプロフィールを作るためには、どのようなポイントを押さえればよいのでしょうか。今回は、プロフィールブックを作るときのポイントについてご紹介します。
ゲストがじっくり見るペーパーアイテム
プロフィールブックとは、結婚式にまつわる情報を1冊にまとめたペーパーアイテムのことを指します。
席次表や、メニュー表、ご新郎ご新婦のプロフィールや新居の案内などのさまざまな情報をひとまとめにしたものです。披露宴が始まる前にじっくりと見ることができるため、盛り込む内容だけではなく、そのデザインにこだわりたいという方も少なくありません。
プロフィールブックを作る方法は、大きく分けて3つあります。1つは外注で業者に依頼することです。
外注で依頼をすると、クオリティの高いプロフィールブックが作成できる点が魅力です。実際に見本などを手に取ることができるため、仕上がりに満足しやすいといえるでしょう。
一方で、値段が高くなりやすいという特徴もあります。結婚式の費用に余裕があり、クオリティが高いプロフィールブックを形にしたいという方におすすめです。
2つ目の方法は、デザインと印刷を自宅で行う方法です。
リーズナブルにプロフィールブックが作成できますが、画質が粗くなったり、綺麗に印刷がしにくかったりするデメリットもあります。
また、パソコンの操作に慣れていないと思い通りのデザインを実現することができなかったり、完成までに時間がかかったりしてしまうこともあるでしょう。パソコンの操作ができ、「とにかく安価にプロフィールブックを作りたい」という方におすすめです。
3つ目の方法は、自宅でデザインなどを行い、印刷を業者に任せるという方法があります。作成にかかる費用を抑えながら、クオリティの高いプロフィールブックに仕上げることができおすすめです。
基本から応用まで!プロフィールブックの構成とは
プロフィールブックを作るときには、まず構成を考える必要があります。
一般的に、プロフィールブックに必要な項目は目次、挨拶、プロフィール、席次、メニュー、前撮りや挙式の写真、DIYアイテムの紹介やゲスト紹介などです。
目次は、プロフィールブックをより見やすくするためのものです。プロフィールブックが8項目以上になる場合は、目次を作るのが良いでしょう。
目次の次は、挨拶分を掲載します。挨拶文は、今まで応援してもらった気持ちや結婚式に来てくれた感謝の気持ちなどを書くことが一般的です。丁寧な言葉と写真で、ゲストへ感謝の気持ちが伝わるように、工夫しながら作成しましょう。
挨拶文を書くときは、忌み言葉を避けることがポイントです。
プロフィールは、ご新郎とご新婦がどのような方なのかをゲストに知ってもらうための項目です。ゲストの中には、ご新郎ご新婦がどのような相手と結婚するのか知らない方もいます。
ゲストにとって結婚式をより近くに感じてもらうためにも、趣味や幼少期の写真などを載せておくとよいでしょう。
おふたりの馴れ初めなどを書き記しておくのもおすすめです。ゲストがおふたりの馴れ初めを知ることによって、親近感がわき、より結婚式を身近なものに感じてもらいやすくなります。
席次は、当日ゲストが座る座席順の情報を掲載したものです。ゲストが必ず確認したい情報であるため、プロフィールブックにまとめておくのがよいでしょう。
メニューとは、料理や飲みものなどのメニューを指します。結婚式でどのような料理が出るのか、どのようなものが用意されているのかをメニュー表でチェックできます。
前撮りや挙式の写真、DIYアイテムやゲスト紹介などは必ずしも掲載しなくてはいけない内容ではありません。
しかし、これらの内容を掲載しておくと、ゲストが結婚式の雰囲気を掴みやすくなるためおすすめです。
最初に決めるべきは「表紙デザイン」
プロフィールブックは、内容だけではなくデザインにもこだわりたいところです。プロフィールブックのデザインは、おふたりの結婚式を象徴するものでもあります。
プロフィールブックを作る際には、表紙のデザインを決めてから中のデザインを考える方も多いです。表紙のデザインとしてふさわしいものの具体例を見てみましょう。
プロフィールブックの表紙デザインの例として、和装の前撮り写真、モノクロ写真、ロケフォト、切り取り写真などが挙げられます。和装の前撮り写真を表紙にすることは、結婚式で和装を披露しない方にもおすすめです。
モノクロ写真はスタイリッシュなデザインを好む方に支持されています。ロケフォトを表紙の写真にすると、アーティストのCDジャケットのような洗練されたデザインに仕上がります。
よりシンプルな表紙に仕上げたいという方は、写真を使用しないフォントのみの表紙もおすすめです。プロフィールブックの中のデザインとマッチしやすいために、デザインのバランスを考える必要もありません。
ウェディングといえば、お花を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。お花のイラストの表紙は、万人ウケしやすいデザインです。ソフトな印象のプロフィールブックにしたい方は、お花のデザインを選ぶのも良いでしょう。
プロフィールブックをDIYする方法
プロフィールブックは、DIYすることもできます。
プロフィールブックをDIYするときには、まず盛り込む内容と目次を決めましょう。盛り込む内容と目次を決めたら、実際に作っていきます。プロフィールブックをDIYするときには、パワーポイントと印刷通販会社を使って作成する方が多いです。
まず、パワーポイントでプロフィールブックのデータを作成します。2つのスライドを、2ページに分けて作成するのがおすすめです。必要なページを作成したら、PDFファイルにして保存をします。
デザインをPDFに保存したらデータを印刷通販会社に持ちこみましょう。
印刷通販会社を利用するメリットはいくつかあります。1つ目のメリットは、不安なことをスタッフに聞くことができる点です。
分からないことについてスタッフに尋ねられるため、パソコンの操作に慣れていなかったり印刷を外注したりなどの経験がない方でも安心して任せることができます。
プロフィールブックは、全てのゲストに配るものであるため、写真などの画質にも気を配りたいところ。
しかし、印刷通販会社を利用したことがない方の中には、写真やデザインの仕上がりに不安がある方もいるのではないでしょうか。印刷通販会社を利用する際には、仕上がりについてスタッフに確認をすることができるため安心です。
また、紙の見本に実際に触れて確認ができる点も魅力です。実際に手に取って現物を見ることができるため、イメージと仕上がりとのギャップを埋めやすいといえます。仕上がりも美しいため、DIYをしたことがない方でも安心して任せることができます。
プロフィールブックを通じて深まる2人の絆
プロフィールブックは、ご新郎ご新婦のことをゲストに知ってもらうための大切なペーパーアイテムです。
プロフィールブックの作成方法には、業者に外注する方法とDIYをする方法があります。プロフィールブックを作るときには、デザインから印刷までDIYをする方もいます。
しかし、印刷は業者に任せた方が美しく仕上がり失敗もしにくいです。より、クオリティが高いプロフィールブックを作りたいという方は、業者に任せるのがおすすめです。
プロフィールブックを作る工程は、おふたりの絆を深める大切な時間になります。おふたりの思い出を振り返りながら、プロフィールブックのDIYを楽しんでみてはいかがですか。