和装の結婚式におすすめの洋髪とヘアアクセサリー
和装で洋髪にする場合、髪型のバリエーションは非常に豊富です。加えて、洋髪にするならヘアアクセサリーにもこだわると良いでしょう。
着物に似合うヘアアクセサリーを選ぶと、華やかさを演出することにもつながります。
花
和装の洋髪に付けるヘアアクセサリーとしては、花が最適です。たとえば、和装の洋髪に大きな花を飾ると、ショートヘアでも豪華な印象になるといわれています。
ショートヘアの花嫁の場合、ヘアアレンジの幅にも限りがあります。加えて、ショートヘアは髪が短いがために、髪の長さによっては編み込みなどもできず、ボリュームを出しにくいという問題もあるのです。
そこで、ショートヘアの花嫁が大きいサイズの花をヘアアクセサリーとして付けることで、より上品な女性らしい印象となります。花の他に、パールやチュールなどを飾っても、和装によく合うでしょう。
また、髪が長い人の場合はアップにして大きな花を飾ると、より華やかな印象が演出できます。髪が長ければアレンジも豊富であるため、着物とのバランスを考えながら、季節の花などをたくさん飾ることもできるでしょう。
洋髪帽子
白一色の綿帽子は、和装の結婚式の定番と思われがちです。しかし、結婚式を和装で行うからといって、必ずしも綿帽子をかぶらなければならないという決まりはありません。
綿帽子は奥ゆかしい日本人女性らしさが込められた婚礼衣装ですが、和装で洋髪にする場合の髪型やヘアアクセサリーなどは自由に選んで良いものとされています。
洋髪帽子は、和装で洋髪にする場合にはよく似合うヘアアクセサリーのひとつです。たとえば、レースやオーガンジーなどの綿帽子は白無垢姿に似合うだけでなく、清楚でありながら、印象に残る花嫁姿を演出することができます。
他に、トークハットやヘッドドレスなどの小物を使った場合も、おしゃれな印象となるでしょう。 また、洋髪帽子をかぶる場合でも、花嫁の髪型はアップスタイルが基本です。
花嫁の髪が長い場合などは、ボリュームのある髪型にすると、着物の華やかさにも負けることはありません。
かんざし
「せっかく和装にするなら、ヘアアクセサリーも和で統一したい」という花嫁は多いでしょう。
かんざしは日本髪に付けるヘアアクセサリーと思われがちですが、和装と洋髪とを掛け合わせたファッションにもぴったりです。
洋髪に日本女性の昔ながらのヘアアクセサリーであるかんざしを付けると、古風で可愛らしい雰囲気になるでしょう。もちろん、かんざしと和装との相性はバッチリです。
また、かんざしを付ける場合は、髪型にもこだわって個性を演出してみましょう。たとえば、夜会巻きやボリューミーなお団子にかんざしを刺すと、着物の華やかさにも負けません。
かんざしにもさまざまな種類があるため、選ぶときには着物のデザインや髪型を考慮しながら相性の良いものを選ぶことがポイントです。
具体的には、シンプルなアップスタイルであっても、べっ甲のかんざしをあしらうことで、よりクラシカルな和装スタイルになります。
結婚式のヘアアクセサリーとしてかんざしを付ける花嫁のなかには、家々に代々伝わる品を身に付ける人も見られます。
生花
生花は多くの花嫁に人気があるヘアアクセサリーのひとつです。生花と和装は非常に相性が良いため、着物のデザインなどに応じて、自由に生花を選んでみましょう。
和装の洋髪に用いるヘアアクセサリーで生花を飾るのであれば、髪型はボリューミーなアップスタイルにすることがポイントです。
このとき、生花は大きいサイズのものを飾るようにしましょう。たとえば、アップスタイルに編み込みを取り入れて、ここにボリュームのある生花を襟元にあしらうと、上品で女性らしい印象になります。襟元に生花を飾ることによって、花嫁の後ろ姿もより印象的で美しいものになるでしょう。
ヘアアクセサリーとして生花をあしらうと、華やかでありながら女性らしい印象になります。着物や髪型とのバランスなどを考慮しながら、生花の大きさやカラー、あしらう数などを決めていくと良いでしょう。
